北海道旅行、最初の観光は、
お酒好きなら寄っておきたいニッカウイスキー工場(余市蒸溜所)です。
ウイスキーの試飲も無料で1回、さらにBarでは有料試飲が可能。
完全予約制で密集することもなく、ゆっくりじっくり楽しめる最高SPOTでした。
北海道旅行で小樽まで行くなら、余市に寄って行きたいおすすめのスポットです!
案内係のお姉さんやガードマンさんの接客対応も素晴らしかったです…
ニッカウヰスキー余市蒸溜所工場の基本情報
※2021年春の情報です。
(北海道に緊急事態宣言は出てないものの、コロナの影響で高速バスがほぼ停止のタイミングでした)
▼ニッカウヰスキー余市蒸溜所工場 基本情報
- 住所 :北海道余市郡余市町黒川町7-6
- 営業時間:9:00〜16:30(※最終ツアー開始は15:00)
- 定休日 :12月25日〜1月7日
- 最寄り駅:JR「余市」
- 駐車場 :あり
新千歳空港⇒ニッカウヰスキー余市蒸溜所へのアクセス
スムーズな電車の乗り継ぎで新千歳からJR余市まで2時間程度で着けます。
最寄り駅からは徒歩圏内なので、レンタカーはホテルなどに預ければみんなで試飲が楽しめます。
快速エアポート111号(小樽行き)@2,440円(+指定席@530円)
函館本線(倶知安行)
徒歩10分てありますが、駅から真っすぐ道のりに歩くだけなので、
10分かからないと思います。
※2021年4月時点:コロナ禍の営業は完全予約制
コロナ禍による緊急事態宣言が北海道に出ていると蒸溜所見学(営業)自体が休止
他県での緊急事態宣言(北海道が宣言外)で、完全予約制となっているようです。
今回宣言の合間に伺いましたが、見学予約期間は非常に短く
予約希望日の3営業日前からしか受付してませんでした…。
(仕事で予約をすっかり忘れていた私…
当日朝一(平日)に電話してなんとか午後の予約が取れた状態でした…!)
ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学ツアー(要事前予約)
工場敷地内への入り口は、門がありガードマンさんがいらして
予約時間内にならないと、中にいれてもらえない厳重管理体制。
コロナ禍でも対策がバッチリされていて、とても安心できました
製造工場内見学
工場見学なんて、学生以来だったと思いますが、控えめに言って楽しいツアーでした。
淡々と案内されるガイドさんの後を付いていくだけの退屈なイメージだったのですが、
明るくてコミュニケーションがしっかりとれる、ガイドさんがついてくださいます。
まず、驚いたのがその敷地の広さでした。
ツアーだと写真撮っても人が入るので、あまり撮影出来ないと思いがちですが、
誰もいない景色が撮りやすい環境でした。
なんと敷地は132,000平方メートルあり
景色はほぼ1人(1G)占めが出来ます。
一回のツアーは10組程度で30分毎にスタートしていますが、
他Gと会ったのは、1回か2回すれ違う程度だったね。
誰も歩いていないように見えますが、すごく遠くに前の見学予約のグループがいたります。
広大な敷地の建物を、ガイドさんと巡りながら1つずつ建物について案内を伺います。
ウイスキーが出来るまでの製法になぞって、
わかりやすく説明いただけ、とても楽しいツアーとなりました。
何より、案内が長すぎず、リズムやテンポが抜群に心地よかったです。
一部コロナ禍の影響で見学が不可能な建物もありましたが、
蒸溜させているところを実際にみさせていただくことも出来ます!
実際にウイスキーを蒸溜する石炭直火蒸溜を目の前で見られるのは感動ですね。
炉が開いたときの熱気がすごいかった…。
さらに、歩いて貯蔵庫にも入らせていただけました。
見学可能な貯蔵庫の中の樽には原酒は詰められていないそうです。
香りが楽しめないのは残念ですが、樽が並んでるのを見るだけでも雰囲気が感じ取れますね!
NIKKA WISKYの文字がカッコいい。
この他にも余市蒸溜所の会長室や、竹鶴政孝の自宅等、印象的な建物も見学させていただけました。
ツアー中見られなくても、試飲の後、各自戻ってゆっくり見学することもできるそうです。
ニッカ会館で1杯の試飲が無料!
見学会に参加すると、最後に試飲所で1杯無料で試飲させていただけます。
- 竹鶴ピュアモルト
- アップルワイン
2種類から選べました。もちろん飲み方も選べます!
竹鶴ピュアモルトをいただきましたが、別で購入して飲んだアップルワインもすごく美味しかったです。芳醇な香りが堪らない…
ディスティラリーショップ ノースランド
試飲所でツアーは解散となりますが、試飲所の横にはウイスキーが並ぶお土産屋さんがあります。
限定ウイスキー含めて棚にずらりと並ぶのは圧巻。
配送もしていただけるので、ボトルを思う存分買えるのが嬉しい。
ウイスキー好きさんは、ここでお金をかなり使うことになると思うので、
事前にカードやお財布の中身は用意して行きましょう!笑
ミニチュアボトルセットは、50mlの5本セットでお土産にとってもおすすめです。
ウイスキー館/ニッカ館/ウイスキー博物館の有料試飲
せっかく余市まで来ているので、有料試飲も行きたいよね。ということで…
見学ツアーの時は簡単な紹介にとどまっていたウイスキー博物館へ。
竹鶴政孝が所蔵していた本や家具…ウイスキーに関連する展示物がたくさん並んでいます。
そして第一号のウイスキーも飾られていました。
空けられていないのに、時を経てじわじわと蒸発していくウイスキー…。いつか空けられぬまま蒸発仕切る時が来ると思うと感慨深いですね。
もちろん、この他にもたくさんのウイスキーが飾られていました。
そして、一番奥にあるBARカウンターでお楽しみ…有料試飲へ!
今回は2名で3つの試飲をさせていただきました。
シングルカスク余市 10年
アメリカンホワイトオーク新樽。
度数60度越えで、ウイスキーがそこまで得意でない私には早すぎる味でした。\(^o^)/
とにかくスモーキーで、香り豊かでした。
ウイスキー大好きな相方が、美味しいを連呼して飲んでたのが印象的。
ウイスキーも色々味が違うから、好みのものを今後見つけられたらいいな~。と思います。
プレミアムのようで15cc1,000円とこちらのみ他の2~3倍のお値段でしたw
シングルモルト余市 ウッディ&バニラ
試飲したウイスキーの中で一番好みでした。
余市蒸溜所のキーモルトの一つだそうで、アメリカンホワイトオークの新樽で貯蔵・熟成されたウイスキーです。
バナナやマンゴーを思わせるフルーティーな香りと説明にあり、絡みつく甘さを想像していましたが、
鼻を抜けるやさしくさわやかな甘さは、くどくない余韻が残り美味しかったです。
鶴
プレミアムブレンデッドウイスキー。
甘く豊かな樽熟成の香りとフルーティーな香りが調和。
まろやかな口当たりで、なめらかな甘いコクとビターな味わいが口いっぱいに広がります。
甘く華やかな香りとほろ苦さ、ほのかなピートの余韻が長く続くウイスキー。
だそうです。
飲んだ感想はスモーキーかつ、華やかな香りのウイスキーでした。
ニッカウイスキー余市蒸溜所まとめ
広大な敷地のツアー見学からウイスキー博物館の有料試飲まで、トータル1.5時間程度でしたが
非常に充実して満足な時間が過ごせました。
北海道旅行で小樽まで行くなら、是非あと10分かけて余市まで行かれることをおすすめします。
余市の観光時間で嫌だったことが一つもない、最高の観光出だしとなりました。
あえて言うなら、15時が入場ラストでちょっと早いくらいかな。
余市ウイスキー蒸留所では、限定ウイスキーもたくさんあるので、お土産選びに時間がかかる方は
早めの入場をおすすめします。(*´▽`*)
お家で楽しむ余市ニッカウイスキー
終売品~プレミアムまで。
特に終売や限定品は値上がりし続けていくので、見つけたら購入がおすすめ。
最近はメルカリでも、かなり高値になってきており、中々手が出せなくなってきました。
ちなみに私は、ニッカシングルモルト余市 ウッディ&バニラを購入して楽しんでいます。